詐欺サイトの犯人が捕まらない理由

名古屋の中署は9月に不正送金された口座から現金を引き出す
アメリカ国籍の40代の男性を窃盗未遂容疑で逮捕した。

だがその男は
「現金の引き出しを頼まれただけで、犯罪のためとは思わなかった」
として否認。

さらに操作すると、その指示メールの発信源は北欧の国だった。

日本を舞台にした外国人による外国からの犯罪が近年非常に多い。

その男がアルバイトの名目でメールで犯行を誘われて、
彼の報酬は引き出す金額の5％だったと見られている。

だがこの事件で、
口座からお金を引き出す前にネット詐欺 通報したので
口座を凍結していたため
現金は引き出さずにすんだようだ。

私自身日本は非常に安全だが海外では犯罪が多く
安全に慣れすぎた日本人が日本を舞台にして海外の犯罪に巻き込まれないよう
なんとかセキュリティーを強化して欲しい。

例えば去年、クレジットカードの番号が漏えいされた事件があったが
これも一時期だけ有名になってすぐに忘れ去られてしまった。

• 銀行口座にIDやパスワードや自分の口座番号を入力すること
  クレジットカードを入力すること
  に関して個人がもっと注意深くならなければならない。

例えば、通信販売で物を買うときは
ネット通販 詐欺にあわないように
代金引換の通販にするあるいは
コンビニ後払い通販にするのが良いかもしれない。

三菱東京UFJ本人確認サービス？

私のメールアドレスには
三菱東京UFJ本人確認サービスといった題名で
何回も詐欺メールが来ている。

[こんにちは！
お客様のアカウントの安全性を保つために、
「三菱東京ＵＦＪ銀行システム」がアップグレードされましたが、
お客様はアカウントが凍結されないように直ちにご登録のうえご確認ください。

以下のページより登録を続けてください。]

このような詐欺メールに引っ掛かってる人がいるのではないかと心配で
三菱東京UFJにメールで知らせようと思ったのだが
メールで知らせるだけでもIDやパスワードやいろいろ入力しなければならないことが多く
ガチガチのセキュリティの中相談もできないようだ。

新手口は、
利用者が自分の意志で口座にアクセスした際に情報を盗む手法で
まさかウイルスに感染していると思わないので
情報が盗まれている時気づききにくいと言う。
ネット詐欺 被害届を出していない例も多い。

対策は、ウイルス感染を防ぐこと。
インターネットのセキュリティー会社などでつくるフィッシング対策協議会事務局の谷さんは
正規のホームページが解散され、閲覧者が感染した例もある。
ウイルス対策ソフトや基本ソフトを入れておくだけではダメで
常に最新状態にしておくのが必須。
と言っている。

また、この手の犯罪がなかなか終了しない理由に
犯人が海外の人物であり海外のサーバーを使う例が多く
犯人を特定して立証するのはなかなか困難だ。

詐欺サイト被害は1年で15倍に！

詐欺サイトからの被害多発！

詐欺被害は振り込め詐欺だけではない！
最近は銀行口座 詐欺
ネット不正送金ウイルスで激増

インターネットバイキングつまりネット上の銀行口座から
不正送金が12年と13年の比較で15倍に増えていることが判明した。
12年度は4,800万で13年度の10月ですでに7億6,000万の不正入金が発覚している。

詐欺サイト被害事例

47歳の会社員の女性が、インターネットバイキングの口座から預金130万が
他人の口座に映されていた。
彼女は、不正送金の少し前に、自分の口座にアクセスしていた。
その時に、暗証番号などを正しく入力してログインしたのに
再入力を求める画面が表示された。
彼女は、自分の入力ミスだと思い、指示通りにIDなどを再び入力したという。
それだけのことで、 130万が詐欺にあったわけだ。

詐欺と言うと、オレオレ詐欺とか判断力があればなんとかなりそうなイメージがあるが
このように、入力ミスで再度入力しなければならない状況は
頻繁にある。
47歳の女性にとっても、まさか詐欺のサイトに自分がアクセスしているとは
夢にも思わなかったらしい。
自分自身でも気がつかない人も多く実態はもっと深刻のようだ。

このような不正送金詐欺事件が目立つようになったのは2011年。
当時は金融機関を装って電子メールを送りつけ偽物のページに誘導して
個人情報を入力させる手口で
3億8,000万円、 165件の被害があった。

だが金融機関は顧客の啓発や暗証番号の設定など対策を強化することによって
12年は全国で64件と減少。